この記事はこんな人におすすめ
- FP2級を独学で勉強しようと考えている人
- FP2級の効率の良い勉強方法を知りたい人
- 我流で勉強してみたけど、他の勉強法を参考にしてみたい人
目次
独学で問題なし!
独学でも問題ないとは言われているけど、働きながらなかなか時間が作りにくいし、どうやって勉強したらいいのか分からない…という方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここではそんな方のための効率の良い勉強法をご紹介したいと思います!
大学も仕事も理系の私でも働きながらFP3、FP2級は独学で1発合格することができました。
実体験をもとに、FP2級の勉強時間や勉強方法、スケジュールを伝授させていただきたいと思います!
とかいっても、忙しいし私には無理かも…
大丈夫!!!丁寧に説明するから一緒に頑張ろう
そもそも、FP試験って?
1級・2級・3級に分かれていて、それぞれ学科試験と実技試験があります。
FP資格を取得することで、税金・保険・資産運用・相続・年金・不動産などについて知識を深めることができます。
まず第一に、FP2級を受けるには、下の条件のどれかに当てはまっている必要があります。
- FP3級に合格している
- AFP認定研修の受講済
- FPとしての実務経験が2年以上
まずはFP3級に合格して、次に2級を受けるルートが一番一般的で、おすすめです。
FP3級の勉強法についてもまとめ中なのでお待ちください!
Step1 まずは申し込もう
まずは、試験日をチェックしていつの試験を受けるかの計画を立てましょう!
FPの試験は以下の2つの団体が実施しています。
- NPO法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)
- 一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)
この2つの団体の大きな違いは、実技試験の科目が違うこと。
FP協会の2級実技:「資産設計」の一択のみです。
一方、きんざいの実技:「個人資産中小事業主」「生保顧客損保顧客」の2つから選択できます。
FP協会ではライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継6分野すべての範囲から出題されますが、きんざいでは、出題されない分野があります。
FP協会またはきんざいのどちらで合格した場合も、資格の価値は同等で、上位試験への受験資格としても正式に認められます。
私は3級も2級も、FP協会のほうを受験することにしました。
理由は下記のとおりです。
- 幅広い金融知識をつけることが目的だったため
- FP協会のほうが難易度は少し低いと言われており、合格率が高い
(範囲が狭くなる分、きんざいでは難しい問題が出やすいといわれています。)
試験は年に3回、5月、9月、翌1月に実施されます。
詳しい日程等は公式ホームページで確認してくださいね^^
モチベーションを上げるためにも、まずは申し込みをしてしまい、自分を追い込みましょう!!!
Step2 計画を立てよう
私は、2カ月前から勉強をスタートしました!
かけた時間は、こんな感じです。
- 2カ月~2週間前:平日30分~1時間、土日は2時間。
- 2週間前:平日1時間、土日は3時間。
平日は通勤時間を利用して必ずやると決めていました!
合計70時間くらいのイメージです。
3級を受けてから半年以上たってしまっていたので、思い出すのにまたたくさん時間をつかってしまいました。
3級、2級と続けて受けることを本当におすすめします…!( ;∀;)
Step3 テキスト、Youtube、FP2級ドットコムで勉強しよう
私は以下の流れで勉強しました。
- まずテキストを読む
- 文字だけでは頭に入らないポイントは、Youtubeの動画で学ぶ!
- 問題集をする
- 「自分用まとめノート」を作る
- 同時並行で、FP2級ドットコムで勉強する
詳しく見ていきましょう!
試験2カ月~1カ月前
お金の寺子屋さんの授業がすごく分かりやすくて、本当にお世話になりました。
2倍速で聞いていました。
動画を全部見れたらもっとよかったのですが、働きながらではなかなか時間がとりづらいと思うので、テキストでは分かりづらい部分だけ動画を見るのが一番効率が良いと思います!
お金の寺子屋さんの授業がすごく分かりやすくて、本当にお世話になりました。
2倍速で聞いていました。
動画を全部見れたらもっとよかったのですが、働きながらではなかなか時間がとりづらいと思うので、テキストでは分かりづらい部分だけ動画を見るのが一番効率が良いと思います!
問題集をする
この問題集は、回答が右側に書いてあるところが見やすくてすごくよかったです!
以下の記号をつけていきました。
絶対分かる:◎、多分わかる:〇、自身がない問題:△
2週目からは◎は飛ばして、〇△を重点的にやりました。
自分が実際本屋さんで見てみて、いいなと思ったやつでも全然いいと思います♪
「自分用まとめノート」を作る
ルーズリーフを半分に折って、左側に問題、右側に回答を書いていました。
ポイントとしては、「目的は頭に入れることなので、とにかく作業の時間を減らすこと」。ここに時間をとるともったいないので、私は下記を気を付けてノートを作っていました。
- 頭に入れることが目的なので、自分が読めたら問題なし。きたない字でOK!(笑)
- 書くことが長くなってしまうときは、「詳しくはp.〇〇参照」と書いて、楽をしちゃいましょう。
- 後で分野ごとに場所を変えたりができるので、ノートよりルーズリーフがやりやすかったです。
これを寝る前や通勤中に繰り返し見返しましょう!!問題集同様に、以下の記号をつけていきました。
絶対分かる:◎、多分わかる:〇、自身がない問題:△
2週目からは◎は飛ばして、〇△を重点的にやりました。
同時並行で、FP2級ドットコムで勉強しよう
通勤中に主にやっていました。
無料だし、一問一答で丁寧な解説つきなのでとてもおすすめです!
過去の間違った問題なども集計してもらえるので、私は会員登録して使っていました。
FP2級ドットコムなら通勤中できるから忙しい人にもぴったり!!
Step3 過去問で練習しよう
試験3週間前~
これが一番大事なステップ。
FPの試験は、毎年出題傾向が似ている上、過去問にかなり似た問題が出ます。
遅くとも2週間前には過去問メインに切り替えましょう。
FP2級は、特に実技が本当に時間が足りないので、実際の試験のように時間を測って何度もトライすることが重要です。
ここで、時間配分に慣れましょう!HPにのっている過去問は全部やること!
過去問対策のコツ
このステップが最重要!!
過去問で練習をしながら、問題を解く順番を決めておきましょう!
- 少数点の扱いに慣れておく
設問は「少数第一位を四捨五入せよ」といった指示が出ます。FP2級は記述式なので、ここで切り捨ててしまったら本当にもったいないので、過去問で慣れておきましょう!
- 慣れた問題から解く
私の場合は、実技は第6問からスタートしていました。
こんな感じです。
第6問→第7問→第1~5問
第6問以降はパターンがすごくにている場合が多いので、まずいつもの見慣れた問題を落ち着いて時間内に確実に解くことにしました。
一方、それより前の第1~6問は少しパターンが違う場合もあります。
- 見慣れない問題は後にしよう
過去問で見たことのない初見の問題は混乱しがちで、精神的にも焦ってしまいます。
タイムイーター(時間がたくさんかかってしまう問題)になってしまう可能性も高いので、最後に回すのがおすすめです。
学科は実技に比べるとまだ時間があるので、前からやっていました。
よかったこと、反省点
よかったこと
- 金融に対する幅広い知識がついた
まず何より実生活に役に立ちます。
節税対策を始めてみよう、と思えたり、引っ越しのとき等に損をしなくてすむ知識がつきました。
まず実生活にめちゃくちゃ役に立ちます。
節税対策を始めてみよう、と思えたり、引っ越しのとき等に損をしなくてすむ知識がつきました。
- 自己肯定感がUPした
試験に合格するとやっぱりすごくうれしいです。
資格試験をうけたことがなく、試験は大学受験依頼だったので、試験が終わった後の解放感は最高だったし、合格発表のときはめちゃくちゃうれしかったです!
社会人になってからこういうドーパミンの出る体験ができる機会ってあんまり多くないかも…。
これは資格マニアになってしまう人の気持ちもわかる気がします(笑)
反省点
- FP3級を受けてから2級を受けるまでに時間が経ってしまっていた
上のところでも書きましたが、連続して受けなかったせいでまずFP3級の範囲を思い出すのに時間をかけてしまいました。
勢いで3級、2級とやってしまったほうが絶対効率はいいです!
最後に
FP勉強をして本当に良かったです。
FPは実生活にとても役立つ資格なので、勉強すること自体に価値がある試験だと思います。
履歴書にかける国家試験をゲットしましょう!